介護保険サービス利用について
デイサービスで勤めていた時は、デイサービスで過ごす利用者に対する私の視野が狭く、一つ一つの関わりの意味について、利用者支援の枝葉の部分だけを理解していただけで、その利用者支援の全体理解しないまま、利用者と関わっていました。
その当時の私は利用者にとってデイサービスは、その人が生活する一部に過ぎず、そのことに気付かないまま関わっていました。
もちろん、送迎時に自宅へ訪問すると訪問介護に携わっている人がいたり、ケアマネージャーがいたり、同居する家族がいたりと、1人の利用者に関わる様々な人が存在していることは知っていましたが、あくまで知っているだけ。
それが1人の高齢者にとってどのような意味があるのかわからず、点の理解しかできていませんでした。
デイサービスで働いていた時は、1人の高齢者が生活する中の一場面しか見えていませんでした。
それが、介護支援専門員や社会福祉士の勉強をする過程で、点が面として見えてくることができました。
①デイサービスで勤めていたときの自分の視点
②利用者を取り巻く環境を面で捉えたときの視点
とりあえず、今日はここまで。
全然更新できていないですが、マイペースに書いていこうと思います。
第2話 私はお風呂屋さんなの?
あーーー!
前回のブログから1ヶ月以上も経っていた。。。
時間が経つのは早い。。。
コロナ禍で社会福祉士として働く私は、ケースワークだけでなく地域も含めて思考を巡らせながら必死でこの数ヶ月過ごしてきました。
そこで学んだことも今後お届けできたらと思っています。
が。とりあえず、昔のことを思い出しながら自分のスマホにネタをポチポチ打ってみたものをせっかくなので、今日はお届けします。
というわけで、本題に入ります。
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介護職として働いて1、2年目の頃の話。
デイサービスでは、自宅などで、入浴を入ることが難しい方も利用されます。
お風呂場で、毎日毎日高齢者の入浴場面で、
この方にはこうする。
あの方にはこうする。
と、先輩職員から教えてもらいながら、お風呂介助をしていく日々でした。
Aさん、Bさん、Cさん…。
お風呂場での対応は身につき、慣れていきました。
慣れてホッとする反面。
ひたすら高齢者の洗髪や洗体をしていたあるとき。思いました。
私は何屋さん?
お風呂屋さん?
???がいっぱい
何のために、私はこのお風呂場にいるの?
わからなくなっていました。
利用者支援の方法論を現場で習得したが、利用者支援のあくまで枝葉の部分に携わっていることがその当時は理解できておらず。
次回の解説編では、
・介護保険サービス利用までの流れ
・それ以降は、また考えながら記事を書いていこうと思っています。
解説編 ~認知症の方との会話で困る~巻
前回の話で。
実際の認知症の方とのやり取りの中で、なぜ私が困ったのかを振り返ってみました。
【私の脳内 ①】
怒られた。ショック。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
何か私悪いことしたかな??
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働き始めて間もない私は、毎日が新しいことばかり。
心の余裕がありませんでした。
そのうえに、怒られる経験の少なかった私は、単純に傷ついていました。
・クライエントを冷静に見ることができない状態。
自分のことを考えることで精一杯であった。
・怒られたら、まず自分が悪いのではないかと思いやすい
自分の癖がありました。
【私の脳内 ②】
どうすれば良いのー。どうしよー。。。(;'∀')
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とりあえず、その場の対処を考え、あたふたしていました。
・認知症の理解が不十分であった。
・Aさんがどのような人か、アセスメントができていなかった。
【整理】
その当時は、ただただ一人一人の方に対して、
「こんな感じの人だなー」
「ああすれば落ち着いてくれる」
と思いながら仕事をしていました。
間違いではないが、それは専門職として何を捉えた上で関わっていたのか
整理や言語化ができていませんでした。
【結論】
今回の利用者との関わりにおいて、大事なポイント
①自己覚知を行なうこと
②認知症とは何か理解すること
③利用者はどのような方か理解すること
ざっくりポイントを書きましたが、今後時間があれば、
それぞれのポイントについても詳細に書くことができればと思います。
福祉1年生 ~認知症の方との会話で困る~巻
この仕事に就いて1年目。
デイサービスで介護職として勤務していた頃の話。
最初に困ったこと。
それが認知症の方との会話でした。
第1話
わたし「こんにちは」
Aさん「こんにちは」
ニコニコと挨拶をされたと思いきや、
次の瞬間。
Aさん「帰る。帰らしてー!!」
怒りながら、私に話しかけられます。
わたし「帰りたいんですか?」
Aさん「帰らして。ねえちゃん。」
わたし「どこに帰りたいんですか?」
Aさん「○○へ今から行かないといけない」
わたし「何しに行かれるんですか?」
Aさん「畑を見に行かないと」
わたし「そうですか」
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そんなやりとりを繰り返し、どうすれば良いのかわからず困った私。
その後、先輩が間に入って何かやり取りをしてくれていましたが・・・。
第1話終わり。
⇨解説編に続く。